“夏涼しく” “冬暖かい” パッシブハウス

OUTLINE
竣工年月
2022年11月
延床面積
103.5㎡・31.3坪
階数
2階
工法・構造
在来工法 耐震等級3
家族構成
夫婦+子供1人
間取り
2LDK
本体価格
1980万円
外観
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片流れ屋根、黒ガルバリウムのかっこいい“男前スタイル”です。ところどころに木目を使い、自然の柔らかさも取り入れました。手前には松などを植えた純和風の植栽があり、モダンでスタイリッシュな外観ながら、武家屋敷にも似た凜々しさがあります。インナーバルコニーと玄関ポーチは深く、デザインルーバーの部分は張り出させて、立体的な表情をつくりました。夜は照明で輪郭が浮かび上がり、昼間とは違ったステキな姿を見せてくれます。
リビング
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シックな外観から一転して、内装はとてもさわやか。このギャップがまた、暮らしの温もりをより強く感じさせます。ホワイトと木目のやさしい組み合わせに、観葉植物のナチュラルなグリーンや、ファブリックのようなやさしさのある素材がとても合っていますね。収納はテレビ回りに集中させました。一番目立つテレビ上には、“見せる収納”を意識してガラス扉の吊り戸棚を設置。思い出の写真など大事なものはここに飾れば、ホコリをかぶらず、色あせることもなく、いつまでもきれいなままです。
キッチン
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ホワイト一色の清々しいキッチン。キャビネットは白木の木目で、清涼な中にもやさしさが感じられます。背面にはストレートのカップボードを設置。おしゃれな家電、キッチンツールや雑貨を飾って、真っ白なキッチンをカラフルに彩ります。お料理の手元を隠すカウンターを低めにしたので、リビングやダイニングからもかわいい光景が楽しめますね。食材などはパントリーに収納(写真の手前にあります)するので、キッチンはいつもスッキリです。
玄関
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シャープな外観を損ねないように、玄関ポーチは建物の内側に引っ込める形にしました。さらに、ポーチの中もすっきり感を保たせるため、ダウンライトと埋め込み式ポストを採用して余計な出っ張りをなくしています。外観のアクセントとなるポーチの壁は温もりのある木目でコーディネート。長さの異なる板を張る「乱尺張り」が、一枚一枚の板の個性に目を向けさせます。一方、床材は外壁とトーンを合わせたグレーのタイルで、建物との一体感を出しました。
吹抜け
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階段部分を吹き抜けにしました。ひと昔前は「吹き抜けの家は寒い」が住宅業界の常識でしたが、現在の高気密高断熱住宅ではそのような心配はいりません。むしろ吹き抜けがあることで2階の光を階下に届けたり、風通しをよくしたりとメリットはたくさん。こちらの吹き抜けも、高窓からの光を下に届け、暗くなりがちな部屋の隅を明るく照らしています。また、吹き抜けの先がバルコニーになっており、窓を開けると風の通り道にも。ソファのすぐ後ろなので、1階と2階のコミュニケーションにも役立っています。
階段
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スケルトン階段はただの通路ではなく、お部屋の大きなインテリアです。素材にスチールと木を使い、中間色でまとめたLDKを引き締めるような存在感のある階段にしました。ただし、重くなり過ぎないよう、デザインは軽やかに。踏み板を支える桁は一本桁タイプを採用し、また手すりに透明パネルを使って子柱の数を抑えています。浮遊感のある階段はとてもおしゃれ。ひと目を引くので、階段下をディスプレイコーナーにすると一番の見せ所になりますね。
写真ギャラリー
間取り
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夏涼しく、冬暖かいパッシブ住宅
【Check1】家族の声があふれるLDKは吹き抜けからの光も入り明るい空間
【Check2】リビング階段で子供の声も様子もしっかり確認できます。
【Check3】外観も黒のガルバデザイン住宅
実際に建てられたお客様の声
INTERVIEW
家づくりの想いで
パースを作成していただいた後の疑問点にもすぐ答えていただき、引っ越し準備をする上で大変助かりました。
ありがとうございました。

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