注文住宅が向いている人の特徴を徹底解説！建売住宅とのメリット・デメリットも比較
2025/03/06
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「注文住宅が向いている人ってどんな人？」
「注文住宅と建売住宅、どっちにするべきか」
このような疑問や悩みを抱えている方に向けて、本記事では注文住宅が向いている人の特徴や、注文住宅と建売住宅の違いについて解説します。
どちらを選択するべきか迷っている人へも、迷った場合の対処法を紹介します。
これから注文住宅を建てる人は、注文・建売それぞれの特徴を把握した上で、ご自身ご家族にぴったりの土地・建物になるよう計画して、満足できる家づくりをしましょう。
注文住宅が向いている人の特徴
注文住宅が向いている人は、「暮らし方」または「住まいの性能や設備」のいずれかについて、希望やイメージを持つことが多いようです。
どういった希望を持っているのか、詳しく紹介します。
暮らし方についての特徴
★親子でDIYを楽しめるインナーガレージのある注文住宅の事例
注文住宅が向いている人が持つ、暮らし方についての特徴は以下の8つです。
● 「こんな家を建てたい」と具体的に想像している
● 好みの地域で土地から家づくりしたい
● デザイン性の高い家を建てたい
● 細かな間取りにこだわりたい
● 無垢床など素材にこだわりたい
● 趣味を楽しむための空間が欲しい
● ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい
● ペットにとって心地よい家を建てたい
「こんな土地で暮らしたい」「こんな家で暮らしたい」など、居住する場所や建物に対するイメージがあり、多くの人は土地や建物の参考事例をブックマークしています。
また、書斎や趣味を楽しむためのガレージ、ガーデニングや家庭菜園を楽しむための外構など、住みはじめてからの暮らしをイメージしている点も特徴といえるでしょう。
住まいの性能や設備などについての特徴
暮らし方に加えて以下のとおり、高い性能や特定の設備の実現も注文住宅でなければ実現できないことがあります。
● 特殊な設備や最新技術を取り入れたい
● 耐震性や断熱性など性能にこだわりたい
● 建てた家に長く住み続けたいと考えている
● バリアフリー性能を重視した家を建てたい
たとえば、薪ストーブやインナーガレージ、子どもから大人まで暮らしやすいバリアフリー設計や広々したウッドデッキ。
こうした設備は注文住宅でこそ、実現しやすいものです。
また、耐震等級3や高気密高断熱など、住まいの基礎的な性能を求める場合も、注文住宅であれば一定の性能を満たすように設計・施工することができるでしょう。
このように注文住宅が向いている人は、暮らし方や性能、設備といった点について、明確な希望やイメージを持っている人といえるのではないでしょうか。
注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットを比較
注文住宅と建売住宅、どちらを選択するべきか迷ったとき、それぞれの特徴を把握することは大切です。
そこで、注文住宅と建売住宅それぞれのメリット・デメリットをまとめましたので紹介します。
注文住宅のメリット・デメリット
はじめに、注文住宅のメリット・デメリットは以下のとおりです。
● 【メリット】個人の好みを反映したデザインになる
● 【メリット】好みの地域で土地を購入できる
● 【メリット】自由度の高い設計で家を建てられる
● 【メリット】断熱性・耐震性など好みの住環境になる
● 【メリット】導入したい設備・技術を採用できる
● 【デメリット】建築費用が高額になりがち
● 【デメリット】設計・建築にかかる期間が長くなる
● 【デメリット】選定事項が多く施主も労力がかかる
● 【デメリット】完成するまで実物を見られない
注文住宅最大の特徴は、「こうしたい」という希望に対して、土地や設計を工夫して希望を実現できる自由度にあります。
外観や内装デザインは当然のこととして、性能に関係する断熱材、手触りに関係する素材、過ごしやすさを左右する間取りなど、あらゆる仕様を希望通り決められます。
一方で自由度が高いことから、単価の高い素材を使用することとなったり、設計に手間がかかり人件費が高くなることには注意が必要です。
また、建売住宅とは異なり、完成するまで実物を見られないという認識も持っておきましょう。
建売住宅のメリット・デメリット
★建築費用の安さ・自由度の低さが特徴の建売住宅
続いて、建売住宅のメリット・デメリットは以下のとおりです。
● 【メリット】土地建物の取得・建築費用が安価
● 【メリット】完成した建物の実物を見て決められる
● 【メリット】購入を決めてからすぐに入居できる
● 【メリット】間取りや仕様を選ぶ必要がなく楽
● 【メリット】周辺地域が整備されていることが多い
● 【デメリット】住みたい土地を選べないことがある
● 【デメリット】好みの間取りや設備、仕様を選べない
● 【デメリット】周囲の建物も似たデザインになりやすい
建売住宅はハウスメーカーの設計担当者が複数の建物の仕様やデザインを一挙に決め、画一的に設計・施工することから手間を抑えられ建築費用が安価になる点が最大のメリットです。
また、完成した建物を実際に見て触れることができますので、実物を前にして暮らし方を想像できる点もメリットといえます。
一方で建売住宅は、分譲住宅地の他の家と似通ったデザインになりやすく、設備や仕様も変更できず選べない自由度の低さがデメリットです。
【関連コラム：建売が安い理由とは？後悔しないために注文住宅との違いやデメリットを確認！】
注文住宅と建売、どっちか迷った時の対処法
こうした特徴を持つ注文住宅と建売住宅、どちらを選択するべきか迷ったときは、以下の対処法を試してみましょう。
● 家族のライフスタイルを見直す
● 家づくりにかけられる予算を明確にする
● 注文住宅・建売住宅それぞれ見学会に参加し相談する
家族のライフスタイルを見直す
1つ目は、家族のライフスタイルを見直すことです。
旅行や出張、習い事などが多く家族が自宅にいる時間が短い場合、費用をかけて注文住宅を建てる必要はないかもしれません。
逆に広々したリビングのソファで家族でテレビを見たり、それぞれ趣味を楽しむなど自宅での時間が大切である場合、性能や間取り、仕様にこだわった注文住宅を選ぶと暮らしの満足度が高まります。
ライフスタイルを見直して注文住宅と建売住宅、どちらの方が満足度が高いか考えてみましょう。
家づくりにかけられる予算を明確にする
2つ目は、家づくりにかけられる予算を明確にすることです。
注文住宅を建てる場合、建売住宅と比較して十分な予算が必要です。
住宅金融支援機構が毎年行っている調査によると、三大都市圏以外の地域における土地付き注文住宅の平均的な所要資金は4,299万円、建売住宅は2,873万円と1,000万円以上の差があります。
住まいに予算を注ぎ込みすぎると、外食や旅行、習い事など暮らしを豊かにするための予算が不足する可能性も。
十分に資金計画を立てて、どの程度までなら注文住宅に費用をかけられるのか確認しましょう。
【関連コラム：注文住宅の予算｜家づくりに必要な費用と予算の決め方 平均・相場も紹介】
注文住宅・建売住宅それぞれ見学会に参加し相談する
3つ目は、注文住宅と建売住宅、どちらも見学会に参加し担当者と話すことです。
本記事で紹介した注文住宅と建売住宅の特徴は、人によって重視するポイントが異なります。
どのポイントが重要になるかは人によって変わりますので、注文住宅であれば完成見学会、建売住宅であれば見学販売イベントに参加して、ご自身、ご家族に合う家づくりがどちらなのか確認しましょう。
まとめ：マイホームの購入はプロに相談しよう
「注文住宅が向いている人ってどんな人？」
「注文住宅と建売住宅、どっちにするべきか」
こうした疑問について解説しました。
注文住宅と建売住宅、どちらが優れているとはいえませんので、紹介した特徴を確認しながら、どちらがご家族に合うのか検討することが大切です。
ご自宅で悩んで答えが出ない場合は、実際に見学会や販売会に赴いて、家のつくりや素材感、設備や雰囲気などを体感することをおすすめします。
また、見学会や販売会には工務店・ハウスメーカーの担当者がいますので、感じている疑問について素直に聞いてみましょう。
注文住宅と建売住宅、それぞれの視点から特徴を聞くことができ、どちらを選ぶべきか判断する材料になります。
三重県四日市市を中心とするエリアで一戸建てを検討中であれば、注文住宅についてはサティスホームにお気軽にご相談ください。
注文住宅のメリット・デメリットなどの特徴について、詳しくお伝えします。
