新築注文住宅に出窓をつける費用と相場

新築注文住宅に出窓をつける費用と相場

住宅は窓を多く設置することで空間に明るさと風通しをもたらしてくれます。窓にもたくさんの種類やデザインがあり、お施主様の要望に合わせたものを取り付けることが可能です。しかし種類がたくさんあるあまり、どのデザインにするか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回紹介するのは「出窓」です。出窓にはさまざまなメリットがあるため、窓のデザインでお悩み中の方は選択肢の一つとしてはいかがでしょうか。また本記事では出窓の設置費用も紹介するためぜひ参考にしてください。

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新築注文住宅に出窓をつける費用と相場

新築注文住宅の出窓設置費用はおおよそ一つあたり「150,000円~300,000円」前後です。ただし出窓のサイズやメーカーによって価格は異なるため、目安費用としてください。

出窓は通常の窓に加えて小物置き場のようなスペースを造作工事で作成します。一般的な窓は「30,000円~100,000円」前後の商品が多く、出窓との差額費用は主に造作工事費用となります。さらに複雑な造作にするとより費用は高額となり、一つあたりの窓が500,000円近くなることもあります。そのため出窓を設置する際は注文住宅会社の方と予算の打ち合わせをしながら設置するようにしましょう。

新築注文住宅の出窓の選び方

ここからは出窓の選び方について紹介します。出窓にもたくさんの種類があるため自身に合ったデザインを選択するようにしましょう。

出窓の種類

一口に出窓とはいえたくさんの種類があります。ここでは下記の5種類の出窓を紹介します。

1. 台形出窓(角型出窓)
2. 三角出窓
3. 弓形出窓(ボウウィンドウ)
4. トップライト出窓
5. ハーフ出窓

台形出窓(角型出窓)

台形出窓(角型出窓)とは窓の形状が台形のような形をしているタイプのものです。外から見ると出窓の箇所だけ出っ張っています。台形出窓は最もポピュラーな形でありながら和風・洋風のデザインに合わせることが可能です。台形出窓の場合は窓を3枚もしくは4枚用いる仕様であり、リビングや寝室など部屋が大きい場所に用いられるケースが多いです。

三角出窓

三角出窓は三角の形になった出窓であり、台形出窓よりサイズが小さいものです。そのためトイレや洗面所など空間が小さいスペースに作れるケースが多いです。小さな採光を確保する際に用いられることが多いです。

弓形出窓(ボウウィンドウ)

弓形出窓とは曲線状に張り出した半円形のようなデザインの出窓です。ヨーロッパなどの住宅では多く採用されていることから洋風の住宅に用いられることが多いです。半円形の出窓であるため、小物を置くスペースも丸みを帯びた形となります。そのため台形出窓より効率よく物は置きにくくなります。

トップライト出窓

トップライト出窓とは、天窓のように屋根の一部に設置するタイプの出窓です。天窓のように光を確保しやすいメリットがあるため、住宅の前に高い建物があっても安定して明かりを取ることが可能です。

ハーフ出窓

ハーフ出窓は張り出す奥行きが小さいタイプの出窓です。一般的には高所やキッチンを置くなどで造れることが多く、デザイン性を上げたい方におすすめです。近年ではリビングの高所に取り付けられるケースが多く、より多くの明かりを取るために用いられます。

注文住宅に出窓をつける場合の注意点

ここでは注文住宅に出窓をつける場合の注意点を紹介します。取り付ける前に出窓のメリット・デメリットを理解しておきましょう。

出窓のメリット

出窓のメリットは主に以下の4つが挙げられます。

1. 収納スペースが確保できる
2. 部屋が広く感じる
3. 外観がおしゃれになる
4. 植物などが育てやすい

収納スペースが確保できる

出窓は小物を置くスペースとして利用可能です。インテリアとして小物を置いても良いですし、ベッド横の出窓であればスマホ充電器なども置くことが可能です。

部屋が広く感じる

出窓を設置すると部屋を広く感じる方が多いです。スペースが広くなり、開口部も大きく取るためでしょう。実際の面積に変わりはありませんが気持ち程度広くなります。

外観がおしゃれになる

近年ではスタイリッシュなデザインが多くなりましたが、凹凸があった方がおしゃれと感じる方も多いです。出窓があることで外観にメリハリがつくメリットがあります。

植物などが育てやすい

出窓は小物を置くだけでなく、植物を育てる場所に最適です。日当たりも良い場所であるため、光合成がしやすくなります。観葉植物などを育てたい方には最適なスペースといえるでしょう。

出窓のデメリット

出窓のメリットを紹介しましたが、デメリットも3つ挙げられます。

1. コストがかかる
2. 風切り音が発生することも
3. 結露が発生しやすくなることも

コストがかかる

先ほどもお伝えした通り、出窓は通常窓よりコストが高くなります。さらに出窓の数を増やすと数十万円にもなりかねません。そのため出窓の設置数はある程度決めておいた方が良いでしょう。

風切り音が発生することも

出窓は風が吹いている方向によって風切り音が発生する可能性もある点が大きなデメリットです。台風などが発生した時はより風切り音の発生度が高く、夜中はうるさくて眠れないと感じる人も多いです。風切り音は自然に発生するため防ぎようがありません。ただし出窓にしなければ発生確率を抑えることは可能です。

結露が発生しやすくなることも

出窓の設置した方から結露が発生したという意見もあります。外に出ている面積が大きい分、出窓部分の温度が室内と差が出てしまい、結露が発生します。近年の窓のクオリティは上がったものの、100%発生しないとは言い切れないデメリットがあります。

注文住宅の出窓に関するQ&A

ここでは注文住宅の出窓に関するQ&Aを紹介します。

出窓の費用と後付けの可否、通常の窓に戻せるかなど、さまざまな疑問にお答えします。

出窓の費用を抑える方法はありますか?

出窓の費用を抑えたい方は「設置個所」「設置場所」を意識しましょう。

出窓一つあたりの費用は通常の窓と比べて高くなります。個数を増やすと費用も積み重なり高額となってしまうため、どれくらい設置するか事前に決めておきましょう。また出窓の設置をどこにするかによって費用も変わります。一般的にはリビングや寝室が多いですが、部屋が大きいと出窓も大きくなります。

出窓は後付け(リフォーム)できますか?

出窓は後付けできますが、建物の構造によってはできません。近年の木造住宅の主流となっている2×4工法は面(壁)で構造を支えているため、窓を設置する際は構造計算を行ったうえで建築しています。しかし後付けするとなると構造躯体に影響するため、どの住宅でも後付けできるとはいえません。後付けする場合は設計士に建物を見てもらい、構造上問題ないか確認してもらってから工事しましょう。

出窓を普通の窓に戻すことはできますか?

こちらも上記の後付け同様、建物の構造によって通常の窓へ戻せるかは異なります。構造上問題ない場合は出窓部分を撤去し、再度窓の施工を行うことで戻すことができます。しかし出窓によって建物の構造が成り立っている場合はできませんので、リフォーム会社へ相談してみましょう。

●この記事の監修 サティスホーム本社営業部長:小林大将
●この記事の監修
サティスホーム本社営業部長:小林大将

2級建築士と宅地建物取引士の資格を取得後、サティスホームで現場監督を10年経験。携わらせて頂いたお客様は200棟以上。その後、本社営業部長としてお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いてます。
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