【理想の家】新築するリビングの広さは何畳?快適な間取りのコツ

【理想の家】新築するリビングの広さは何畳?快適な間取りのコツ

これから注文住宅を建築する方は、建物の仕様をたくさん決める必要があります。一般的にはリビングを中心に動線や部屋、住宅設備などを決めていくケースが多いです。しかしリビングの大きさをどれくらいにすれば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。もちろん広いと開放感あるリビングにすることができますが、費用面が高額となってしまうデメリットがあります。逆にコストばかり意識すると圧迫感のあるリビングとなってしまいます。今回は新築するリビングの広さの目安と、リビングを作る際のコツ、デザイン事例について紹介します。これから注文住宅の建築を検討している方はぜひ参考にしてください。

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【理想の家のリビング】新築するなら広さは何畳?

では新築住宅を建築する際のリビングの広さはどれくらいが理想なのでしょうか。各世帯別のリビングの目安は以下の表の通りです。

<世帯数> <リビングの大きさの目安>
2人家族 10帖~12帖
3人家族 14帖~16帖
4人家族 16帖~18帖
5人家族 18帖~22帖
6人家族 18帖~24帖

人によっては、多少大きいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしダイニングテーブルやソファー、テレビなどの家具家電の設置を考慮すると、上記の大きさは必要となるでしょう。実際に大きさのイメージできない方は「展示場や見学会でリビングの大きさを確認してみる」「今住んでいる部屋のリビングと比較してみる」などを行うことで、より具体的に想定できるのではないでしょうか。また家具などのレイアウトによってはさらにリビングを大きくしなければいけない場合もあります。例えば、4人掛け以上のソファーなどを設置するとなると、大きなスペースが必要となります。配置だけは可能かもしれませんが、生活動線上の邪魔になるかもしれません。そのため、リビングの大きさを検討する際は、家具家電を設置したうえで通りやすいようになっているか確認しておくことが大切です。

理想の家のリビングをつくるコツとは?

リビングの大きさの目安について紹介しましたが、その他に注意するべきところはどのような点が挙げられるのでしょうか。ここでは理想の家のリビングをつくるコツを7つ紹介します。

理想のリビングのコツ1:家具家電を配置したレイアウト

リビングの大きさや間取りを決める際、家具家電を配置したレイアウトをもとに決めるようにしましょう。先ほどもお伝えした通り、ソファーなどを配置するとリビングは狭くなってしまいます。そのため、設計段階で家具家電を配置したレイアウトでリビングを決めるようにしましょう。建物が完成してから配置を検討すると、当初のイメージと異なるリビングが完成してしまう可能性も高いです。建築会社の方に図面を作成してもらう際は、レイアウト依頼も忘れないようにしてください。

理想のリビングのコツ2:生活動線を考慮する

リビングの間取りを検討する際は、生活動線なども考慮するようにしましょう。具体的には以下のような点を意識しましょう。
● 家具家電を配置してもリビング内が動きやすい間取りであるか
● リビングからキッチンやダイニングに行きやすくなっているか
● リビングからトイレや水回りに行きやすくなっているか
● 玄関からリビングに入るまでに、洗面所で手が洗えるような動線になっているか

リビングは家での生活の中心地です。基本的に滞在することが多い場所であることから、どの部屋にも行きやすくなっているかを確認する必要があります。何度も扉をあけなければいけない間取りや、トイレまでが遠いと感じる家は、住みやすさが低下してしまいます。そのためリビングを中心として生活動線を意識した間取りを検討するようにしましょう。

理想のリビングのコツ3:窓の配置や大きさを考える

一般的にリビングは南側に設置することが多いです。南側は最も日当たりが良いからです。しかし適切な窓を設置しなければ採光を確保できないため、正しい窓を設置するようにしましょう。窓は大きいほど陽の光を取り入れることができます。もちろん掃除の手間が増えるデメリットはありますが、自宅の前に建物がある場合は、極力窓を大きくできないか検討しましょう。また南向き以外のリビングの場合、どこに窓を設置するかも重要です。設置場所によっては光がまったく差し込まない状況にもなりかねないため、周りの建物の状況を確認しながら設置するように検討することが大切です。さらに、隣接地に建物が立っていない状況であっても、将来的に建築される場合もあります。建築基準法50センチ以上離せば建築できるため、敷地の隣に建築することは控えることをおすすめします。

理想のリビングのコツ4:インテリアコーディネートをする

リビングは家族の方だけでなく、友人や知人を招き入れる場所でもあります。そのためできればおしゃれな空間にしたいと思うのではないでしょうか。そのためインテリアにこだわったリビングにするのも、一つのコツです。具体的には以下のようなコーディネートが挙げられます。
● 一部の壁紙を他の色と変え、アクセントにした
● 照明などの種類、配置にこだわり、おしゃれなリビングにした
● ソファーやカーテンなどを統一感のある色合いににした
● 植栽など、ワンポイントとなる緑を取り入れた

インテリアは住宅を建築するうえで最も楽しいポイントと言っても過言ではありません。自分で気に入ったデザインにできるのが注文住宅の魅力ともいえるでしょう。そのためこだわったインテリアを検討してみてもよいでしょう。どのようなインテリアコーディネートが良いかわからない方は、雑誌やインターネットでリビングの施工例を参考にすることをおすすめします。数多くのインテリアが掲載されているため、気に入ったデザインを見つけてみましょう。また建築会社によってはインテリアコーディネーターが在籍している場合もあります。名前の通りインテリアのプロであるため相談しながら決めるのも一つの方法です。

理想のリビングのコツ5:収納スペースを確保する

リビングであっても収納スペースは確保しておきましょう。リビングは開放感ある空間に設計されることから、収納スペースを設けないことが多いです。しかしデッドスペースなどがある場合、極力収納できるように設計するのも一つのポイントです。またアレンジした収納でも問題ありません。例えば、小上がり部分の床の所に収納を設けたり、造作したテレビ台の横に設置したりとさまざま挙げられます。インターネットなどで調べればたくさんのアレンジ収納が掲載されているため、採用できるものがあれば取り入れるようにしましょう。

理想のリビングのコツ6:空調関係も大切

部屋が広すぎるあまり、冷暖房が行き届かなかったという失敗例もあります。リビングが広くなるほど、エアコンのパワーは強くしなければいけません。しかし近年では床暖房などを取り入れている家庭も増えています。空調関連に関して詳しく知りたい方は、家電量販店などの担当者に聞くようにしましょう。建築会社の方でも分かるかもしれませんが、家電のプロの意見は参考になります。基本的にはエアコンを推奨してきますが、実際コスト面を考慮すると床暖房より安くなります。近年のエアコンは性能が高く、省エネでありながらもパワーが強いです。一方、床暖房を推奨しているメーカーなどからも話を聞き、どれくらいの性能であるかを双方比較して決めるようにしましょう。空調は今後生活していくうえで欠かせないものです。十分検討したうえで選ぶようにすることをおすすめします。

理想のリビングのコツ7:部屋が小さい場合は天井高さを変えてみる

リビングが小さいと圧迫感を感じます。特に家族が多いご家庭では、人数の割合に対してリビングが小さいと息苦しい、狭いと感じる方も多いでしょう。その際、天井の高さを変えると解消できるケースもあります。一般的な住宅の天井高さは2.4mで設計されています。しかし木造住宅であれば2.7mまで高くすることが可能です。30㎝だけですが、これが非常に効果的です。天井を少し高くするだけで開放感ある空間に感じることができます。また、吹き抜けなども効果的です。2.7mの天井より広く感じることができるでしょう。一方、天井の高さを変えると、通常の構造より強度を上げなければいけないため、費用が割高になってしまいます。また吹き抜けの場合はリビング上の2階の部屋が使えなくなるデメリットもあります。そのような点もあげられるため、天井高さは最終手段として認識しておきましょう。

【理想の家のリビング】人気の間取り・デザイン事例

これまで理想のリビングを作る際のコツを紹介しました。ここからは人気のリビングの間取り、デザイン事例を紹介します。間取りやデザインで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

事例1:吹き抜けを設けた開放的な空間と明るい間取り

リビングを吹き抜けして開放感ある空間にし、さらに大きな窓を設置したタイプの間取りです。吹き抜けだけでなく大きな窓を設置することで、より広々とした空間にすることが可能となります。さらに吹き抜け部分に窓を設置すれば、より陽の光が入りやすいため、冬場であっても暖かく感じることができます。また吹き抜け天井にはファンを設置し、空気の巡回ができるような仕組みをつくるのが理想です。暖かい空気は上昇傾向にありますが、ファンのおかげで下にも空気が届いてくるようになるため、大きな光熱費を支払わなくても住むでしょう。さらに狭いリビングであったために、部屋の内装は全面白を選びましょう。膨張色であるため部屋が広く感じることが可能となります。小さなリビングであってもさまざまな工夫をすれば暮らしやすい空間にできたという成功事例です。

事例2:オープンキッチンにしてリビングにいる家族との会話が楽しめる空間にした

オープンキッチンにすると、ダイニングとリビング、キッチンが一つの空間となるため、より家族間との会話が増え、コミュニケーションを取れる場となります。また、子供がリビングで遊んでいても、家事をしながら様子を見れる点も人気の理由の一つ。さらにキッチンにカウンターを設置すれば、作業場としても有効活用が可能です。在宅ワークでPCを使う方や、子供が勉強する場所にもできるでしょう。またキッチンもこだわり、内装デザインと合わせれば空間のアクセントとなり、よりおしゃれなリビングにすることも可能となります。

事例3:リビングから2階へ行ける階段を作った

今やリビングに階段を設置し、2階への動線を作る間取りの人気が高いです。2階にいる家族を呼びやすいだけでなく、階段もひとつのアクセントポイントとされているからです。通常の階段よりワイドにすることで、よりおしゃれさが増し、さらに吹き抜けと組み合わせることで、理想のデザインを作りやすいのも大きなメリットの一つです。インターネットで「リビング階段」と調べると数多くの施工例が紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。

事例4:外の景色が見れるおしゃれなリビング空間

リビングから行けるテラスを作り、外の景色を楽しめる空間も人気です。近年では都内から離れ、田舎に移住する方が増えています。田舎の景色を楽しむことができるリビングは、自然とリラックス効果も見込めるでしょう。ウッドデッキなどを取り付ければ外でお茶や食事を楽しむこともできます。もちろん寒い時期はリビングから楽しむこともできます。景色を楽しみたい方にはおすすめです。

事例5:内装コンセプトをベースにデザインを決めたリビング

内装には以下のようにさまざまなコンセプトがあります。
● モダンスタイル
● ナチュラルスタイル
● カジュアルスタイル
● スタイリッシュ
● ホテルライク
● フレンチスタイル
● 和風スタイル

コンセプトを決めることで、統一感あるリビングにすることができるため、おしゃれさが増すでしょう。さらに購入する家具などのデザインも内装に合わせた商品を購入されるのが一般的です。決めたコンセプトをベースにリビングを作り上げると、見栄えの良いリビングにすることができます。一方でコンセプト選びが最も難しいところ。後から飽きないデザインにするためにも事前に家族会議で決めなければいけません。

事例6:老後も過ごしやすくなるように和風モダンを採用した住宅

「老後になったら畳が欲しい」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。日本人であれば畳は落ち着くという印象を持ち合わせている方も多いことから、取り入れている方も多いです。子供が小さいときは遊び場にし、大きくなったら客間としても利用できます。さらに自分が高齢者となった際はゆっくりお茶できる場所にもなるでしょう。

まとめ

今回は理想の家のリビングの広さ目安と、リビングを作る際のコツ、デザイン事例を紹介してきました。リビングの大きさは各世帯数によって異なるものの、おおよそ14帖〜18帖前後です。また将来家族が増える可能性があるのであれば、より大きなリビングを設計しておきましょう。とはいえ大きさだけを意識するのではなく、生活動線や使いやすさなどを意識しなければいけません。今後長く生活していく場所であるため、納得いく間取りを検討しましょう。間取りに関してイメージできない方は、実際に見学会や展示場に足を運んで見るのもひとつの方法です。デザインだけでなく大きさもイメージできるため、より理想のリビングを見つけることが可能となることでしょう。

●この記事の監修 サティスホーム本社営業部長:小林大将
●この記事の監修
サティスホーム本社営業部長:小林大将

2級建築士と宅地建物取引士の資格を取得後、サティスホームで現場監督を10年経験。携わらせて頂いたお客様は200棟以上。その後、本社営業部長としてお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いてます。
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