こんにちは!くわばらです!
毎日毎日暑いですね・・・。
アツいと言えばオリンピック!
『勝てなくて応援してくれたみんなに申し訳ない・・・』と
泣きながらインタビューに答える選手も
多いですよね。
そんなインタビューを目にする度に
『そんなことないよ!がんばったよ!』
と、テレビに向かって拍手を送っています。
ボクシング男子フライ級銅メダル!!
田中亮明選手は準決勝で敗れた後の
インタビューで「反省点は?」みたいな質問に対して
『ありません。相手が素晴らしかった』と
答えていてやり切った感じが伝わって来て
やっぱり拍手を送りました。
こんなにちゃんとオリンピックを見たことが
ありませんでしたが、日本だけでなくどの国の選手も
人生をかけて挑んでいる姿が感動的です。
☆ ☆ ☆ ☆
さーて、今週の絵本は・・・
『きつねとつきみそう』
作 こわせ たまみ
絵 いもと ようこ
続けてきつねが登場する絵本の紹介です。
河原に夕方の涼しい風が吹く中
きつねの「ケン」がぴゅーんと駆けています。
するときつねの「ノン」が
ひょっこり現れて「あそぼう」と誘います。
「ぼく ひとりが いいんだ」と
背中を向けて駆けだすケン。
「まって・・・」と追いかけるノン。
追いかけっこして遊んだ後、河原に並んですわりました。
「わたし おかあさんと きたの」とノン。
「(ぼくにお母さんは)いないんだ。
でも、へいきだよ」とケン。
そこにお母さんの呼ぶ声。
「またあした あそぼう」と約束をして別れました。
次の日、ケンが河原に行くとノンが先にきていました。
二人は月見草が咲く河原で
影ふみをしたり、鬼ごっこをしたりして遊びました。
朝から風の強い日でした。
夕方には嵐になってきましたが
ノンとの約束が気になってケンは
激しい雨の中河原へ向かいました。
河原ではずぶ濡れになったノンが待っていました。
川の水がどんどん上がって来て流れに足をとられた
ケンとノンがでしたが、ケンがノンを抱えて泳ぎました。
気が付くとケンとノンはお母さんの温かい
腕の中にいました。
(お母さんが助けに来てくれたのでしょうか?)
次の日、二人はまた月見草の咲く河原で
楽しそうな笑い声をあげて遊びました。
☆ ☆ ☆ ☆
いもと ようこさんの 優しい画風に癒されます。
1981年の作品です。
月見草とは5月~9月。夕暮れに花が咲き始め
夜に開花し、朝方には枯れてしまうのだそう。
「月見草」とは花が夜に咲くことに由来しています。
正に、今の季節のお花です。
どこで見られるのでしょうか・・・