先週に引き続き、
図書館で借りて来た
私にとって懐かしの絵本です。
帰国子女のママさんが
よく読み聞かせしていた絵本。
著作権とか??なんだか
難しい海外向けの手続きの
翻訳をするお仕事をしています。
もう三重県には住んでいません。元気かな?
『あっ、ひっかかった』
作 オリヴァー・ジェファーズ
訳 青山 南
始まりはフロイドのたこが
木に引っかかったことだ。
たこを落とすために
お気に入りの靴の片方を
投げたけど…。
それも引っかかった。
靴を落とそうともう片方も
投げたけど…。
嘘みたい、引っかかった。
猫のミッチを投げて
はしごを投げて
ペンキの入ったバケツ
アヒル、イスを投げた。
友達の自転車、キッチンの流し
玄関ドア、車、オラウータン
ボートにでっかい船を投げた。
サイ、トラック、お向かいの家
灯台にクジラ…。
そして、みんな引っかかった。
騒ぎに気づいた消防自動車が
助けに来たけれど
フロイドは全員飛ばした。
消防自動車も消防士も。
フロイドは思いついた。
ノコギリを取りに行って…
上手にかまえて…
えいやーっと投げた。
大当たり!
既に忘れていたんだけど
たこが落ちて来た。
フロイドは大喜びで
たこあげをして遊んだ。
その日の夜、フロイドは
疲れてぐっすり眠った。
ありえないから面白い。
終わりがないのも面白い。
これにちゃんとした
終わりがあると面白くない。
のカモ🦆??