こんにちは！クワバラです。
さて！７月１７日から１９日までの３日間。
員弁郡東員町にて予約見学会開催です！！
ひろ～いＬＤＫ♡ 更に和室も併設♡
ひろ～いウオークインクローゼット♡
見どころ満載です♡
☆ ☆ ☆
今回の絵本は？？？
『蜘蛛の糸』
作 芥川龍之介
絵 遠山繁年
偕成社から出版されている
「日本の童話名作選」の内の一冊。
文学作品そのままに、なんとも言えない
作風の絵がぴったりの一冊です。
極楽の蓮池のふちを歩くお釈迦様の目に
蓮の葉の間から地獄の底が見えました。
するとその地獄の底に犍陀多という
男の姿が目に止まりました。
この犍陀多という男。
悪行の限りをつくし、地獄に落とされた
大泥棒ですが、一匹の蜘蛛の命を無駄に
奪わず済ませたことがありました。
そのことを思い出されたお釈迦様は
血の池でもがく犍陀多の頭上に
救いの糸をお降しになりました。
地獄から抜け出せると考えた犍陀多は
蜘蛛の糸を登り始めました。
ふと気が付くと、数限りない罪人たちが
犍陀多の登った後をよじ登ってきます。
「この蜘蛛の糸は己のものだぞ。
下りろ。下りろ。」
そのとたん、今までなんともなかった
蜘蛛の糸が犍陀多の捕まっているところから
プツリと切れてしまいました。
お釈迦様はその様子を全てご覧になって
悲しそうな顔をしてまた、蓮池のふちを
歩き始めました。
人間の心の底に潜むエゴイズム。
芥川龍之介さーん。
何でこんなシチュエーションを
思いついたのですかー？？？
