こんにちは☺くわばらです!!
最近は暑かったり、涼しかったり・・・
地域によっては大雨で大きな被害が
出ているようで・・・。
お天気の神様がいるのなら祈るばかりです。
さーて、今週の絵本は???
「めっきらもっきら どおん どん」
作・長谷川摂子
画・ふりや なな
遊ぶ友達がだーれもいない。
かん太は神社まで行ったけど
やっぱりだーれもいない。
思い付きでめちゃくちゃな歌を
大声で歌っていると・・・
どどーっと風が吹いて、木の穴から
奇妙な声が聞こえてきた。
かん太が穴をのぞきこむと・・・
ヒューっと穴に吸い込まれて
たどり着いたのは夜の山。
空の向こうから丸太にのって
へんてこな3人組がやって来た!
狐の面を付けた「もんもんびゃっこ」
赤髪の鬼の子?「しっかかもっかか」
白髭にツルツル頭の「おたからまんちん」
風呂敷を広げてモモンガごっこ。
縄跳びに、ビー玉遊び。
最後はみんなで、丸太に乗って空を飛ぶ。
おなかがすいたら、お餅のなる木を見つけて食べた。
遊び疲れて3人のおばけたちが眠りにつくと
かん太は心細くなって、夜空に向かって・・・
「お・か・あ・さーん」
たちまち夜空に日の光が差し込んで
かん太の体は くる くる くる くる・・・
かん太の体は神社の木の根元。
「かんちゃーん、ごはんよー」
お母さんの声がしてかん太は家へ駆けだした。
こんな不思議体験。
純粋な子供なら本当に起こるかも???
第1刷は1990年。30年前です。
長年愛される福音館書店こどものともシリーズ。